妊娠出産⑦ 腰が痛い!パニック!(入院三日目・夜 ❶)
こんにちは、にんじんです。
今日は、入院三日目の夜に起った出来事について書いていきたいと思います。
入院三日目の昼間、促進剤を点滴したけど陣痛が強くならなくて結局夕方切り上げて病室へ戻ってきました。午後から痛み始めてた腰も痛いままで、廊下を歩いてもストレッチしてもあまり変わりませんでした。
このとき、促進剤の点滴が終わってから一時間くらい経っているので陣痛はおさまっていて、余韻程度に張る感じだったと思います。腰が痛かったので正直あまり覚えていません。
病室に戻ると夕食が運ばれてて、母も待っててくれました。
でも、あまり食欲がない。
ベッドに座って一息つこうとするけど、
なんだか落ち着かない。
横になったけど、腰が痛くてすぐ起き上がる。
・・・うーーーん、腰が痛い。
いったん立って部屋をうろうろしてみて、ストレッチもしたけどやっぱり痛い。
というか、すごく痛い。
寝ても、座っても、立っても、歩いても何をしても痛い。
痛み方はズキズキじゃなく、ずーーーっと持続的に痛い感じ。
母が心配して「看護師さん呼ぼうか?」と言ってくれたけど、なぜかその時はすぐ返事ができなくて「ちょっとまって、ちょっとまって・・」と、何とか自分で対処しようとしていました。あまり冷静に考えられなかったんだと思います。
でも、これはやっぱりおかしい・・、自分じゃ解決できない・・と思って、「やっぱり、看護師さん呼んで」と伝えたくらいに、ナイスタイミングで助産師さんが部屋に入ってきました。
助産師さん「ご飯食べましたか~」
にんじん「まだです。ちょっと腰が痛くて・・」
助産師さん「じゃあ、一回横になりましょうか」
と言われたけど、その時にはどうにもこうにも痛くて声も上ずるくらいになってて、内心「イヤだ、横になりたくない、痛いもん」と思っていました。実際、横になるより立ってる方が楽でした。
でも、はっきり言えなくて「いや、でも、横になったら痛いんですけど・・・」と小声で言いましたが、助産師さんの方も倒れられたら困るし、診察もできないってことで横になりましょうの一点張りで、渋々ベッドに仰向けになりました。
その辺りからどんどん痛みが強くなって、つい「痛い痛い痛い!!」と大きい声を出してしまいました。
この時点で、助産師さんもおかしいことに気付いたようでモニターチェックと内診(赤ちゃんの動きは大丈夫でした)と痛みの場所を確認してくれましたが、体が震えるくらい痛くてパニックになり過呼吸と号泣してしまっていました。
助産師さんに「呼吸を吐いて吐いて、ふーふー」と声をかけられて少し落ち着き、助産師さんは先生を呼びに行きました。
しかし、その間にまた過呼吸が起ってしまい、そんな私を見て母は手を握って「大丈夫、大丈夫、赤ちゃんは大丈夫だから泣かなくていいよ」と言ってくれました。
でも、このとき自分でも不思議ですが気持ちはとても冷静で「あれ?なんで涙が出るんだろう?痛いけど、泣きたいと思ってないのに。それに、腰が痛いだけで、赤ちゃんも大丈夫っていうのは分かってるよ~、大丈夫だよ~」って、母に伝えたいのに過呼吸のせいで声にならずウンウンとうなずくことしかできませんでした。(後日談:母曰く、不安で大号泣しているように見えたそうです。)
しばらくすると先生がやってきて、とにかく過呼吸を落ちつけてから診察がありました。痛い部分の触診、この間もずっと痛かったけど少し落ち着いていました。しかし、仰向けになると一気に痛みが復活してパニック状態となるため、病室から別室へ移動することになりました。2人部屋で、隣には出産したばかりの方がいたし気遣いもあったでしょうし、管理が必要だったんだと思います。
別室へはベッドごと運ばれたのですが、ベッドがドアや壁にゴンゴンぶつかってたのが印象的でした(笑)。たぶん、スタッフの皆さんも慌ててたんだと思いますが、逆にこの出来事で少し冷静さを取り戻したような気がします。
ついに腰痛パニックまで来ましたが、長くなってきたのでいったん切ります。
次は「パニックを起こし別室へ・・・(入院三日目・夜②)」について書きたいな。
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